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【考察】マイケル・ジョーダンっていったい何がすごかったのか?

こんにちは、えばです。

この記事をお読みいただきありがとうございます。

 

あなたはNBAをご存じですか?

 

現在八村塁選手や渡邊雄太選手が在籍している、アメリカのプロバスケットボールリーグです。

NBAは2022年時点で76年の歴史があり、バスケのプロリーグの最高峰に位置しています。

 

そんなNBA史において、歴代最高の選手(G.O.A.T)と言われている選手こそ、

マイケル・ジョーダンです。

(※G.O.A.T=Greatest of All Time の略)

 

マイケル・ジョーダンという名前を聞いたことのある方は多いでしょう。

では、どういうところがすごかったからG.O.A.Tなのでしょうか?

 

今回の記事では、ジョーダンの基本的な情報を説明したうえで

「ジョーダンはいったい何がすごかったのか?」

について書いていきます。

この記事を通して、ジョーダンやNBAにより興味を持ってもらえたら嬉しいです。

 

マイケルジョーダンはなぜG.O.A.Tなのか

ジョーダンの基本的な情報

まずはジョーダンの基本的なところから説明していきます。

 

マイケル・ジョーダンは1984年のドラフト全体3位でシカゴ・ブルズから指名され、NBA入りをしました。

主なポジションはSG(シューティングガード)でした。

 

彼は1984-85シーズンから92-93シーズンまでブルズで活躍したのち、1度目の引退。

自身と父親の夢でもあったメジャーリーグに挑戦することを発表しました。

この時のブルズは、90-91シーズンから92-93シーズンまで3連覇を達成

その直後の出来事だったので、世間を大いに驚かせました。

 

その後、1995年にNBA復帰を発表しブルズに再入団。

94-95シーズンはラスト17試合のみの出場で平均26,9得点。

いい成績を残すものの、ブランクは多少感じさせるシーズンになりました。

 

ただ95-96シーズンには調子を完全に取り戻し、そこから97-98シーズンまで2度目の3連覇を達成します。

97-98シーズン終了後、当時のヘッドコーチのフィル・ジャクソンが契約終了により退団。

チームメイトのスコッティ・ピッペンやデニス・ロッドマンも退団し、ジョーダンは2度目の引退を発表しました。

 

2度目の引退後、ジョーダンはワシントン・ウィザーズのバスケットボール運営部長の社長に就任。

01年のドラフトでは、高卒新人のクワミ・ブラウンを全体1位で指名。

高卒新人選手がドラフト1位になったNBA史上初めての出来事でした。

 

その後ジョーダンは01-02シーズンにウィザーズにて現役復帰。

彼はこの時点で38歳なのに加え3年のブランクを経ていたこともあり、運動能力の衰えは顕著でした。

随所で勝負強さは見せたものの、チームをプレーオフに導くことはできず。

02-03シーズン終了後に本当の引退を発表しました。

 

6度の優勝に6度のファイナルMVP、5度のシーズンMVP、オールスター14回、オールスターMVP3回など輝かしいキャリアを送ったジョーダン。

引退後彼はNBA史上最高の選手(G.O.A.T)だと称されるようになりました。

 

現在は現役選手のレブロン・ジェームズとどちらがG.O.A.Tなのかについて、多くの議論がなされています。

 

ジョーダンはどういうところがすごかったのか

ここまではジョーダンの基本的な情報を書いていきました。

 

ここからは今回の記事の本題である、

「ジョーダンはいったいどこがすごかったのか」

について触れていきます。

 

ぜひ最後までお付き合いいただけたらと思います!

 

①得点力

まず何といってもすごかったのが得点能力です。

 

ジョーダンはNBAで15シーズンプレーし、通算32292点という成績を残しました。

これは2022年現在、NBA歴代5位の記録になっています。

 

「なんだ、5位か」

「それなら上位4人のほうがすごいんじゃないか」

と思う方もいるかもしれません。

ここで注目すべき点は、ジョーダンの通算出場試合数と平均得点です。

 

彼は15シーズンで計1072試合に出場しました。

これは上位5名の中で1番少なく、次に少ないコービー・ブライアント(同4位)より約270試合も少ないのです。

それもありジョーダンは通算得点数では5位ながら、1試合の平均得点では30,12点で歴代1位になっています。

 

また、ジョーダンはNBAで10度得点王に輝きました

これはNBA史上1位の記録であり、同2位のウィルト・チェンバレンより3度も多い成績です。

 

そもそもNBA史において、得点王を3度以上受賞した選手はジョーダン含め9人しかいません。

通算得点でジョーダンより上に位置している4選手はここには含まれていません。

それほど得点王を複数回、さらに3回以上受賞することは難しいことなのです。

 

そんな中ジョーダンは10度も受賞。

歴代No.1の得点力だったと言っても過言ではありません。

 

86-87シーズンに平均37,1点で得点王に輝いてから、7シーズン連続で得点王を受賞。

1度目の引退があったのでここで一旦記録が途切れますが、引退がなければさらに記録を伸ばしたことでしょう。

 

ウィザーズ復帰後の2003年、対ネッツ戦ではNBA史上唯一である40歳40得点以上を記録。

最後まで得点力の凄さをいかんなく発揮しました。

 

彼は現在のNBAとは違い、あまり3ポイントを打たない選手でした。

ただミドルシュートやレイアップ、ダンクなどで得点を量産。

空中戦で特に強さを発揮し、”Air"というトレードマークができるほどでした。

"Air Jordan"といえばたくさんの方が聞いたことはあるのではないでしょうか?

 


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②DF力

次に彼を語るうえで外せないのがDF力です。

ジョーダンと言えばOFに注目されがちですが、彼はDF面でもリーグトップクラスの選手でした。

 

彼はオールディフェンシブ・ファーストチームに9度選出、88年には最優秀守備選手賞(DPOY)を受賞しました。

(※DPOY=Defensive Player of the Year)

このシーズンには得点王も受賞し、得点王とDPOYを同時受賞した史上唯一の選手になりました。

またこのシーズン、ジョーダンはスティール王も獲得。(平均3,2スティール)

得点王・シーズンMVP・DPOY・スティール王を同時受賞した史上唯一の選手になっています。

 

対人DFもスティールも得意としていたジョーダン。

OFもDFもNBA史においてトップクラスだった彼は、G.O.A.Tと呼ばれるにふさわしい選手です。

 

NBAのレジェンドであり、リーグのロゴにもなっているジェリー・ウエストは

「ジョーダンのDFはOF以上に強烈だった」

とまで彼のDF力を評価しています。

 


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③勝負強さ(クラッチ力)

次にあげたいところは勝負強さです。

 

ジョーダンはレギュラーシーズンでも圧倒的な数字を残していますが、プレーオフではさらに素晴らしい勝負強さを誇りました。

特にクラッチタイム(試合終盤)での勝負強さは圧巻でした。

 

有名なのは1998年のプレーオフ、対ジャズ第6戦でのラストショットです。

 


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この試合で解説をしていたアイザイア・トーマスは、

「第4Qのマイケルは殺し屋だ」

とまで評しました。

 

現在のNBAにもクラッチタイムで圧倒的な攻撃を見せる選手はいます。

ただ、ジョーダンほどクラッチタイムに強かった選手はいないと思っています。

大舞台での勝負強さもあり、ジョーダンはファイナルに進出した6度すべてで優勝。

さたに6度すべてでファイナルMVPを獲得するなど、チームを2度の3連覇に導きました。

 

④数多の受賞歴と永久欠番

最後に、ジョーダンはNBAで数多くの賞を受賞してきました。

 

ジョーダンはNBAで、

  • 優勝:6回
  • ファイナルMVP:6回
  • シーズンMVP:5回
  • オールスター選出:14回
  • オールスターMVP:3回
  • 最優秀守備選手賞:1回
  • オールNBAチーム:11回
  • オールディフェンシブ・ファーストチーム:9回
  • 新人王(1985)
  • 得点王:10回
  • スティール王:3回
  • スラムダンクコンテスト優勝:2回

など、多くの賞を受賞。

 

先述したように1988年には

「得点王、シーズンMVP、最優秀守備選手賞」

を同時受賞した史上唯一の選手になっています。

現在もこの記録を保持しているのはジョーダンのみです。

また、

新人王、最優秀守備選手賞、シーズンMVP、オールスターMVP、ファイナルMVP

の5つすべてを獲得した史上唯一の選手です。

 

優勝回数も史上5位の通算6回。

ファイナルでは6勝0敗など圧巻な数字を残しました。

 

彼がシカゴ・ブルズで着用した背番号23は、当然ブルズの永久欠番になっています。

ただこの背番号23は、彼が一度も所属したことの無いマイアミ・ヒートでも永久欠番になっています。

一度も所属したことの無いチームで永久欠番になることは普通考えられません。

 

ジョーダン以外で所属したことの無いチームで永久欠番にされている選手は、ビル・ラッセルの背番号6のみです。

(ラッセルは2022年7月31日に他界、彼の功績をたたえ8月11日にNBA全30チームで6番を永久欠番に)

ただ引退後すぐに、所属したことの無いチームで永久欠番になったのはジョーダンのみです。

恐らく今後もこういった選手は出てこないことでしょう。

 

多くの賞を獲得し、所属チーム以外でも永久欠番化されたジョーダン。

彼は紛れもなくNBA史上最高の選手だったと言えるでしょう。

 

まとめ

今回は

「マイケル・ジョーダンはいったい何がすごかったのか」

について書いていきました。

いかがでしたでしょうか?

 

よくアメリカでは、

「レブロンとジョーダン、どちらが本当のG.O.A.Tか」

という論争が行われています。

 

レブロンは本当に素晴らしい選手で、彼が現在まで残してきた功績はたくさんあります。

2010年代のNBAは、レブロンを止められたらヒーローになるくらい、レブロンの影響力は計り知れませんでした。

SFというポジションであそこまで器用に何でもこなせた選手はいません。

間違いなく史上最高のSFであるとは言えます。

 

それでも僕は、ジョーダンがG.O.A.Tだと思っています。

何度も言うようですが、レブロンは本当に素晴らしい選手です。

ただまだジョーダンのほうが上だろうと個人的には思っています。

 

レブロンはまだ現役の選手で、現在はNBA通算最多得点者に向け頑張っています。

レブロンが通算得点で1位になった時、またこの論争の熱は上がることでしょう。

その時にはレブロンが並んでいる、もしくはレブロンこそG.O.A.Tだとなっているかもしれません。

その時を楽しみにしたいと思います。

 

今回は以上です。

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トラッシュトークって何?NBAの歴史で有名なトラッシュトーカーなどを紹介します!

こんばんは、えばと申します。

この記事をお読みいただきありがとうございます。

 

この記事では、

  • トラッシュトークとは?
  • NBAの歴史で有名なトラッシュトーカーと有名な話
  • トラッシュトークに対する僕の考え

の3点について書いていきます。

 

  • NBAに興味を持ち始めた人
  • NBAに興味を持っている人
  • トラッシュトークをご存じでない方

などにぜひ最後までお読みいただけたらなと思います。

 

【NBA関連の記事を今後更新するためのブログを開設しました。

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トラッシュトークに関するお話

そもそもトラッシュトークとは?

そもそもトラッシュトークとは何でしょうか?

 

トラッシュトークとは、

「スポーツの試合前の記者会見や試合中に汚い言葉や挑発で相手選手の心理面を揺さぶる、また相手の気を逸らすような会話で混乱させ、調子を乱させる作戦のこと」

を指します。

(※参照:トラッシュ・トーク - Wikipedia)

 

NBAのみならず多くのスポーツにおいてトラッシュトークは多く展開され、そこから乱闘に発展することも珍しくありません。

特に海外のスポーツでトラッシュトークは多く、日本だと格闘技などを除きあまり多くは繰り広げられません。

 

NBAも同様トラッシュトークは多く、そこから乱闘に発展しているシーンを何度も見てきました。

相手を苛立たせ、普段通りのプレーをさせないようにする。

スポーツにおいて一種の戦略ともいえます。

 

NBA史で有名なトラッシュトーカーと有名な話

NBA史の中で有名なトラッシュトーカーはたくさんいます。

その中で今回は、

  • ケビン・ガーネット
  • ゲイリー・ペイトン
  • レジー・ミラー
  • ラリー・バード
  • マイケル・ジョーダン

の5選手を紹介します。

 

「この人がいない!」というご意見がございましたら、また違う記事で書いていこうと思います。

 

ケビン・ガーネット


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ガーネットはNBAの歴史においてトップクラスのPFであり、トラッシュトークも多く繰り広げた選手です。

 

元々ガーネットは闘志をむき出しにしてプレーする選手で、試合中はとにかく熱い選手でした。

ガーネットはトラッシュトークを頻繁に繰り広げましたが、その中でもとくに有名なものをご紹介します。

 

1996年のプレーオフ、ウルブズ対スパーズの一戦での出来事です。

 

ウルブズ所属のガーネットは、スパーズに所属していたライバルのティム・ダンカンに対してこう言い放ちました。

Happy Mother's Day! (母の日おめでとう!)

 

正直これをパッと見ただけでは、どこがトラッシュトークなのかわからないですよね。

ではなぜこれがトラッシュトークと言われるのか。

 

それはダンカンの母親はダンカンが14歳の時にすでに亡くなっていたからです。

母親がすでに亡くなっているということを知っていたガーネットは、試合終盤にダンカンに「母の日おめでとう!」と話し揺さぶりをかけました。

 

そのせいもあってか、ダンカンは直後のフリースローを2連続で失敗。

結果ウルブズが勝利をつかみました。

 

この時はガーネットのトラッシュトークがダンカンに通用しましたが、後にガーネットはこんなことを話しています。

ダンカンにトラッシュトークを仕掛けても無駄だ

 

ダンカンは基本的に激昂したりせず、ただ自分がやるべきことをに集中し相手を圧倒するような選手でした。

多くのトラッシュトーカーがダンカンに対してトラッシュトークを仕掛けましたが、ダンカンには特別通用しなかったそうです。

そのためガーネットも「こいつにトラッシュトークを仕掛けても無駄」と感じたのでしょう。

 

ガーネットとダンカンは2020年にともに殿堂入りを果たしました。

ともに同じ時代をけん引したPFの2人。

彼らのやり合いは見ててとてもわくわくするものでした。

 

ゲイリー・ペイトン


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ペイトンは1990年代を代表するPGの一人で、彼もまた有名なトラッシュトーカーです。

 

一時期はあのマイケル・ジョーダンと肩を並べる選手とまで評されていました。

実際にジョーダンが2度目の引退をした以降の一時期は、世界最高の選手という高い評価を受けていた時もありました。

 

ペイトンは特にDFに定評のある選手で、当時プレーしたガードの選手たちをDFとトラッシュトークで幾度となく苦しめてきました。

 

そんな彼のトラッシュトークの中で有名なものはいくつかあります。

ある選手に対して、

お前なんて来年はもうこのリーグにいないだろうよ

と話したこともありました。

 

またとくに有名なのは親友のジェイソン・キッドとのトラッシュトークです。

キッドとの対戦中、ペイトンはキッドにシュートをブロックされてしまいます。

そこでキッドに、

「そんなシュートで点を取るのは不可能だ」

と言われてしまいます。

 

これで火が付いたペイトンは、

今からお前は1点も決められないどころか、1本もシュートすら打てない

と言い放ちます。

 

その後ペイトンは本当にキッドを完封。

キッドは当時完全に自信を失い、自分の能力を疑ったそうです。

 

ペイトンは多くのトラッシュトークを繰り広げ、テクニカルファールを多くとられた選手です。

それでもペイトンはNBAの歴史において、PGとしては必ずトップ10に入るような選手でした。

 

レジー・ミラー


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ミラーもまたトラッシュトークを頻繁にする選手でした。

 

ミラーは90年代を代表するSGの一人で、特に3ポイントシュートに秀でた選手。

9秒で8点あげた試合もあるほど、乗り始めたら止まらない選手でした。

インディアナ・ペイサーズの史上最高の選手であり、現在は通算3ポイントシュート成功数で歴代3位につけています。

 

彼の仕掛けたトラッシュトークの中で有名なものはいくつかありますが、今回は2つ紹介していきます。

 

まず1つ目はミラーがマイケルジョーダンに仕掛けたものです。

ルーキー時代のプレシーズンマッチ対ブルズ戦。

前半終了時点でミラーは10点あげており、ジョーダンは4点のみと不調でした。

その状態を見たミラーのチームメイトはミラーに対し、ジョーダンにトラッシュトークを仕掛けるように要求します。

そしてミラーはジョーダンのこう言いました。

マイケル、お前は何様のつもりなんだ

「今に僕の活躍を見てろ!」

 

これで火がついてしまったジョーダンは後半だけで40点、計44点の成績を残しました。

それに対しミラーは後半2得点しかできず。

ジョーダンにトラッシュトークを仕掛けてしまったことを後悔したそうです。

 

また有名なもののもう一つ。

ペイサーズ対ニックスの一戦、対戦相手のニックスと試合を見に来ていた映画監督に向けて行ったものがあります。

 

4Qに調子を上げていたミラーは、4Qで調子を落としたニックスに対し、自分の首を絞めるようなジェスチャーをします。

プレッシャーに負けることを英語では「Choke(窒息する)」と表現されるそうです。

 

そのためニックスとそのファンだった映画監督に対し、自分の首を絞め窒息するようなジェスチャーを見せたのです。

これはミラーを取り上げたほぼすべての動画でこのポーズを見ることができるので、ぜひあなたもご覧いただけたらと思います。

 


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ラリー・バード


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NBAファンからしても意外かもしれませんが、バードもまたトラッシュトークの多かった選手です。

 

バードは1980年代を代表する選手の一人で、歴代トップクラスのSFです。

とにかく器用な選手で、3ポイントシュートなども得意としていました。

また彼はいつでも大量得点できるからと、左手のみでプレーし47点取ってしまったこともあります。

 

80年代はマジック・ジョンソンとしのぎを削り、NBAの人気を一気に上昇させました。

そんなバードにも有名なトラッシュトークの話がいくつかあります。

 

1つ目は3ポイントコンテストでの一件です。

1988年の3ポイントコンテスト、バードには3連覇がかかっていました。

そんな中出場した3ポイントコンテストで、他の出場者にバードはこう言い放ちます。

この中でだれが2位になるんだろうな

 

まるで自分の1位は確実だと言わんばかりのこの発言ですが、この一言でほかの出場者は自信を失ってしまいました。

結果的にバードはユニフォームにすらならずアップ着のまま出場し、見事優勝を飾りました。

 

2つ目は当時ピストンズに所属していたデニス・ロッドマンに対して仕掛けたものです。

ロッドマンにマークされていたバードはピストンズベンチに向かって、

誰か俺をマークしてくれよ。ずっとノーマークなんだ

と言い放ちます。

 

あのディフェンスとリバウンドに定評のあるロッドマンにマークされていたのにもかかわらずです。

結果的にこの試合バードは大量得点をし、ロッドマンの自信を打ち砕いてしまいました。

 

他にも挙げたらキリがないくらいバードは多くのトラッシュトークを展開し、相手の精神を揺さぶっていました。

 

マイケル・ジョーダン


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最後に紹介するのは、”バスケットボールの神様”ことマイケル・ジョーダンです。

 

ジョーダンはとにかく熱い選手で、時にはチームメイトにすら罵詈雑言を放つほどでした。

90年代を代表するSGで、歴代最高のNBA選手。

たびたびレブロン・ジェームズと”G.O.A.T”論争をされています。

そんなジョーダンにも有名なトラッシュトークの話がいくつかあります。

 

一つ目はコービー・ブライアントに対してしたものです。

当時ウィザーズに所属していたジョーダンはコービーと対戦し、ベンチから30分の出場で25点を挙げました。

そしてコービーに対し、

いくら俺のシューズを履いて俺の真似をしても、俺にはなれない(俺のレベルには届かない)

と言い放ちました。

 

コービーはルーキー時代から「ネクストジョーダン」と言われ、多くのNBAファンはジョーダンとコービーを比較してきました。

コービーもジョーダンを尊敬しており、ジョーダンから多くのことを学んでいました。

そんな中この一言を言われ、コービーは苛立ちから2週間もチームメイトと会話をしませんでした。

 

そしてその4か月後の再戦でコービーは55点を挙げ、見事ジョーダンにリベンジを達成。

その後コービーは、

俺はマイケルジョーダンになりたいんじゃない。俺はただコービーブライアントでありたいんだ

と言う名言を残しました。

 

2つ目はマグジー・ボーグスという選手に対し放ったトラッシュトークです。

ボーグスはNBA史上最も身長の低い選手で、160㎝しかありませんでした。

その身長でもNBAでちゃんと成績を残し、身長が低くても頑張れば大きな人に対抗できるという勇気をくれた選手でした。

 


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1995年のプレイオフ第1ラウンド、ジョーダンの所属するブルズはボーグスの所属するホーネッツと対戦しました。

シリーズ第4戦、ホーネッツが1点負けている状態でボールはボーグスのもとに。

するとボーグスにマークしていたジョーダンはあえてスペースを空け、

打ってみろよチビが

と言い放ちました。

結果このシュートは外れブルズが勝利。

 

この件の1年後、ボーグスはコーチに対し

「あのプレーが俺のキャリアをめちゃくちゃにした」

と話したそうです。

結局ボーグスはこの件以降、以前のような輝き取り戻せず引退をしました。

 

1人のNBA選手のキャリアを終わらせてしまうほどのトラッシュトークを繰り広げたジョーダン。

今回挙げたもの以外にもたくさんありますが、この2つだけでもジョーダンが有数のトラッシュトーカーだったと分かりますよね。

 

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トラッシュトークに対する僕の考え

僕はNBAにおいて、トラッシュトークは魅力的な戦術だと思います。

日本バスケではトラッシュトークはなかなか見られません。

ただ僕は対戦相手とバチバチにやり合っているシーンが一番好きです。

そのため、日本でもトラッシュトークをするシーンは見たいなと思っています。

 

海外の国と対戦する時、相手からは多くのトラッシュトークを仕掛けられるでしょう。

それに対し日本選手も屈しないように、まずは国内でトラッシュトークになれるというのも大事だと思います。

今後日本選手がNBAに行った時、トラッシュトークを仕掛けるシーンが見られたらなと思っています。

 

ただ、コート上はバチバチでもプライベートはプライベートです。

バスケが関わるところでトラッシュトークをするのはすごくいいと思います。

が、プライベートでは仲良くいる写真なども見られると嬉しいなというのが僕個人の1意見です。

 

いつか日本でもトラッシュトークが見られる日が来るといいなと思いながら、これからも日本バスケとNBAを追いかけたいと思います。

 

まとめ

今回はトラッシュトークに関する記事を書いていきました。

いかがでしたでしょうか。

今回挙げた選手以外にも

  • ジョン・ストックトン
  • パトリック・ベバリー
  • ドレイモンド・グリーン

など多くのトラッシュトーカーは存在します。

ただ今回はあまりにも長くなるかなと思い割愛しました。

もし気になる方がいらっしゃいましたら、コメントいただけたら今後記事にしようと思います。

たくさんのコメントお待ちしています。

 

また現在21-22シーズンのプレーオフ真っただ中です。

この記事を書いている時、イーストはヒート対セルティックス、ウエストはマブス対ウォリアーズのカンファレンス・ファイナル中です。

僕はウォリアーズのファンなので、またウォリアーズが優勝するところを見たいなと思っています。

 

今回は以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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