今週のお題「忘れたいこと」
こんばんは。えばと申します。
この記事をご覧いただきありがとうございます!
僕には、どうしても忘れられない思い出があります。
僕は、小学1年生の時のマラソン大会で2位でした。
その後2年生から6年生まではずっと1位だったので、後にも先にもこの時だけ2位でした。
小学校に上がる前から水泳とバスケをしていたりしたので、その影響からか持久力だけは自信がありました。
ではなぜ小1の時だけ2位だったのか。
それはぼくがコースを間違えたからです。
ただ、コースを間違えたのには理由がありました。
僕はマラソン大会の数日前、祖父を亡くしました。
その後お葬式やお通夜の準備、式、片付け、その他もろもろの集まりなどで忙しく、連日学校を休んでいました。
バタバタしていたのが落ち着き、ようやく僕が学校に行けた日がマラソン大会の本番当日でした。
僕はマラソン大会の練習を一度もしないまま本番を迎えたため、スタート位置もゴールも、どこをどれくらい走ればいいかも何もわかりません。
普通なら、最初は少し後ろを走ったりして、誰かについていくのがいいのですが、あいにく僕は相当な負けず嫌いでした。
最初から飛ばしてしまった僕は、割と序盤から独走状態でした。
ただ、僕は一切コースがわかりません。
ギリギリ直前に聞くことができたのが、
「緑のカラーコーンのところを曲がったらゴールだよ!」
という言葉でした。
僕はそれしかわからないので、とにかく緑のカラーコーンを目指して全力で走りました。
そしてゴール近くになった時、僕の足が止まります。
「あれ、緑のカラーコーン全部で3つ置いてある…。」
ゴール地点は緑のカラーコーンを曲がった先ということしか知らない僕にとっては、最難関な問題でした。
「どのカラーコーンを曲がったらいいんだろう?」
ただ、ここでずっと止まっていては抜かされてしまうと考えた僕は、
「こうなったら真ん中の緑のカラーコーンを曲がろう!」
と決意しました。
そして真ん中のコーンを曲がって少しして、先生たちに止められました。
「えばくん、ゴールはもう一個先のコーンのとこだよ!」
そこで初めてゴール地点を知った僕は、急いで来た道を引き返し、ゴールに向かおうとします。
ただ、2位を走っていた子はゴール地点を知っているので、僕を抜いて迷わずそこに向かって走っていました。
結果的にその子に追いつくことができず、2位で初めてのマラソン大会を終えました。
今考えると、よく2位で終われたなと感心してしまうくらいでしたが、当時はとても悔しくてずっと大号泣していました。
悔しいという思いと同時に、
「カラーコーンの色もっとちゃんと考えておいてよ!」
と先生に言いたいくらい不満もありました。
結果2位で終わったことで、その次の年から5年連続1位でゴールできた気もするので、今となってはいい思い出ですが、当時はとても悔しいものでした。
1位でゴールした子ともそこで仲良くなれましたし、まあよかったのかなとも思います。
ただ、6年連続1位だったらカッコよかっただろうなあとも思うので、何とも言えません笑
ということで今回は、僕の忘れられない思い出について書いていきました。
いかがでしたでしょうか?
皆様には小さい頃の忘れられない思い出などはありますか?
思い当たらないという方はぜひまた考えてみてはいかがでしょうか?
おそらく何かしら出てくると思いますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
またほかの記事もお読みいただけると幸いです!