こんばんは、えばと申します。
この記事をご覧いただきありがとうございます!
既卒生の僕だからこそ皆様に伝えられること
はじめに
現在就活中の皆様、大変お疲れ様です。
初めての就活ということでとても大変な思いをされていることと思います。
「周りがどんどん内定を貰っていくのに自分だけ…。」
と焦ってしまうことはありますよね。
ただ、就活には自分のペースがあると僕は思います。
周りと比べることなく、自分の考えをもって自分のペースで就活を進めることをお勧めします。
焦りや不安で精神的に厳しいときもあるとは思いますが、決して自分を責めず諦めずに最後まで頑張りましょう!
さて、この記事を書いているのが2月なので、新卒生で内定を貰えてない人にとってはなかなか厳しい就活になっていると思います。
この時期になると今後のことについて考える機会も多いのではないでしょうか?
このまま新卒として頑張るのか、既卒生としてまた就活を頑張る決断をするのか。
就活をしながら今後のことを考えなくてはいけない時期ですよね。
僕も卒業まで内定を貰えず既卒として就活をしていたので、皆様のお気持ちは痛いほどわかります。
既卒という選択肢が出てきた今だからこそ、皆様には既卒就活がどういうものであるのかについて知ってほしいと思いこの記事を書いています。
ぜひ最後までお読みいただき、今後のことについて真剣に考えていただけたらと思います!
既卒就活は新卒の時よりも厳しい
まず就職活動の厳しさについて触れていきます。
そもそも新卒での就職内定率は例年90%前後だと言われています。
それに比べて既卒での就職内定率は40%~45%ほどです。
これだけ見ても既卒就活の厳しさはわかっていただけるかと思います。
これに加えて、
- 選考を受けられる企業数の減少
- 既卒になった理由の必要性
- アルバイトなどとの時間配分
- 世間からの冷たい目
なども考える必要があり、なかなか厳しいなという点がたくさんあります。
(詳しくは下の記事にて説明しておりますのでそちらも合わせてご覧いただけたらと思います)
これらのことから、僕は皆様には安易に既卒という選択をしないでほしいなと思います。
既卒は厳しいです。
もちろん内定が一切出ないということはありません。
ただ、新卒では10人中9人くらいの確率で内定を貰えたところ、既卒では10人中4人くらいの内定率です。
ちゃんと考えた末に既卒という選択をするのはいいと思いますが、まあ卒業してからまた頑張ればいいかくらいの軽い気持ちで選択するのは控えてほしいと思います。
既卒になると人生が終わるということはない
「既卒」と調べると、「既卒 人生終了」という検索例が出ると思います。
世の中の社会人の8割から9割は新卒での就活に成功しています。
そういう人達からすれば、
「既卒なんて人生終わったと同じじゃん(笑)」
と思うのかもしれません。
ただ、既卒生の僕からすれば、別に既卒になったから人生終了なんてことは一切ありません。
- 既卒でも内定を貰う人はたくさんいる
- 就職以外の道で成功する人もたくさんいる
- アルバイトでも幸せに暮らしている人もたくさんいる
- 結婚したら専業主婦(夫)という選択だってある
など、色々な選択肢があります。
(詳しくは下の記事をご覧ください)
既卒になったら人生終了だという人のほとんどは新卒就活がうまくいった人でしょう。
既卒は確かに厳しいですし、精神的につらい時だってたくさんあります。
でも、自分の将来についてちゃんと考えられる時間でもあります。
もし皆様が既卒になってしまった場合は、決して自分を責めることなく、自分の将来とちゃんと向き合ってみましょう。
もしかしたら就職以外の道に進むことになるかもしれません。
あなたの選択に責任と覚悟が持てるなら、その選択は決して間違いではありません。
ちゃんと将来と向き合って、今後について考えていきましょう。
既卒になると就活で使えるサイトが少し変わる
次に、利用できる就活サイトが変わってきます。
まず、新卒就活の際多くの方が使用する就活サイトは
- マイナビ
- リクナビ
- キャリタス
あたりだと思います。
それに加えて、ワンキャリアやエージェントなどを利用していると思います。
これが、既卒になると少しだけ変わってきます。
マイナビやリクナビ、キャリタスなど新卒で使っていたサイトは変わらず使えます。
それに加え、既卒者は中途採用の方や転職希望の方が使うようなサイトも使えるようになります。
転職サイトの方では既卒を募集しているところも多く掲載されており、4月入社以外の時期の入社も可能です。
「20代である」ということを武器に就活ができます。
僕が既卒になって一番使うようになったサイトは「Re就活」です。
20代で就職・転職したいと思う人向けのサイトで、既卒を募集されている企業も多くあります。
スカウト機能もあり、行きたい業界を選択しておけばその業界の企業からのスカウトを受けることができます。
そこで初めて知る企業も多くあり、行きたいなと思うような企業も多数存在しています。
実際にRe就活経由で内定を貰った友達もいるので、皆様が既卒になった際にはぜひ利用していただきたいと思います。
ただ、デメリットも存在します。
新卒生がメインで使うようなマイナビやリクナビなどを使う場合、枠を争うのは新卒生です。
新卒生と既卒生を比べた時、有利なのは新卒生です。
結果的になかなか内定を貰えず、既卒生は40%前後の内定率となってしまっています。
次に中途採用や転職サイトを使う時のデメリットです。
転職サイトを使う時、枠を争うのは転職や中途採用を希望する人たちです。
中途採用者や転職希望者には社会人経験があります。
そのため、彼らには一から何かを教わるようなことはあまり多くはありません。
ビジネスマナーは備わっているでしょうし、仕事のスキルなどもそこそこ習得済みでしょう。
それに比べ既卒者はビジネスマナーなどはほとんどわかりません。
スキルもないです。
ということは、既卒生は企業に採用してもらってから教わるようなことがたくさんあります。
そうなると、企業側は既卒生よりも中途希望者を採用する方が全体的なコストを抑えられます。
そのため、結局既卒者は厳しい就活になってしまうわけです。
新卒サイトと転職サイトのどちらを使ってもメリットとデメリットは存在します。
それでも4割以上の人は内定を貰えます。
色々なサイトを駆使し、新卒での反省を生かして就活をすることが既卒生にはとても重要になります。
周りと比べると確実に病む
最後に精神的な問題です。
既卒になると多くの人が精神を病んでしまいます。
「友達はみんな就職したのに何で自分だけ…。」
とどうしても周りと比べてしまうからです。
僕自身、大学の友達は全員が新卒で就職しました。
インスタなどを見ていても、月曜になると
「今日から皆仕事頑張ろう!」
などというストーリーがたまに流れてきます。
おそらく既卒生の多くは、僕と同じように周りの友達は新卒で就職していると思います。
友達はほとんどが何かしらの形で社会に貢献しているのに、自分はまだ就活中で何も貢献できていない。
この状況になると、どうしても「なんで自分だけ」と思ってしまうものです。
ここで少し僕の話をしようと思います。
僕は今まで比較的メンタルは強いほうでした。
怒られてもすぐ気持ちを切り替えられましたし、何か困難があってもすぐ乗り越えられました。
友達には
「あんまり悩みなさそうで羨ましい」
と言われるくらい、比較的明るく生きてきました。
そんな僕でも既卒になり精神を崩しました。
「生きていて何かいいことはあるのか」
「人生の何が楽しくて今生きているのか」
「このまま生きていても何もいいことは起きない気がする」
など、暗いことを考える機会がとても多くなりました。
メンタルが比較的強い方だった僕でさえ、既卒になると精神を病みました。
ということはおそらく多くの既卒生も僕と同じように病んでしまっていることでしょう。
「就活自殺」なんて言葉があるくらい、就活がうまくいかないと精神を病んでしまいます。
周りと比べなければ精神を病まないのではないか。
そう思う方も多くいらっしゃると思います。
ただ、周りと比べないようにすると口では簡単に言えても、実際に思考を変えることはそんなに簡単なことではありません。
早めに内定を貰えれば別ですが、内定を貰えず苦しんでくると、内定を貰った人と比べ続けどんどん精神を病んでしまいます。
そのため、既卒になるのには相当な覚悟がいります。
就活に失敗したのは自分自身の問題なので、責めてしまうことはあると思います。
もし皆様が既卒になった時は、自分を責めるのではなくちゃんと反省をするようにしましょう。
自分を責めても何もいいことは起きませんし、いい方向に人生が進むこともありません。
ちゃんと反省しそれを活かせれば、既卒での就活はもう少し楽にできるはずです。
自分を責めるのではなく、なぜ新卒での就活がうまくいかなかったのかをちゃんと考えるようにしましょう。
まとめ
今回は、既卒生の僕だからこそ伝えられる既卒のことについて記事にしてきました。
いかがでしたでしょうか?
就職活動はとても大変ですし、内定が出ないととても苦しいと思います。
ただ、内定を貰えず苦しんでいるのはあなただけではありません。
毎年就活生が約40万人いると言われています。
その9割の約36万人が内定を貰い新卒で就職します。
残りの1割が内定を貰えず既卒になるわけですが、それでも4万人もいます。
あなただけ苦しんでいるわけではありません。
なるべく既卒にならないように、新卒生の今だからこそ全力で就活をしてみてください。
第一志望に内定を貰えなかった人がたくさんいると思います。
約40万人の就活生のうち、3割くらいの人しか第一志望に内定を貰えないなんて話もあります。
既卒としてもう一度第一志望の会社に挑戦するのもいいと思いますが、転職で狙うのも僕は一つの手だと思います。
違う企業に就職してスキルを身に着け、自信をもって再度挑戦してみてはいかがでしょうか?
既卒は本当に苦しいものです。
既卒者の敵は既卒者だと僕は思っています。
既卒就活がうまくいった人からすれば、既卒就活は特に苦しいものでもなかったでしょう。
ただ、僕のように既卒での就活がうまくいってない人からすれば、既卒就活はとても苦しいものです。
皆様が既卒になってしまった際には、既卒なんてそんなに大変じゃないと言えるくらい就活がうまくいくことを僕は願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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また、この記事のように、僕は就活系の記事を多く更新しています。
ぜひほかの記事もお読みいただけたら嬉しく思います!