こんにちは、えばです。
この記事をお読みいただきありがとうございます。
既卒就活の面接で、
「あなたはなぜ既卒になったのでしょうか?」
という趣旨の質問をされたことはありませんか?
実際、既卒の面接ではこの質問がよくされます。
そのため、全く準備をしていないまま面接に臨んでしまうと、
「なんて答えたらいいんだろう?」
と、焦ったりパニックになったりしてしまうかもしれません。
そこで今回の記事では、
- 「既卒になった理由」で人事が本当に知りたいこと
- この質問の答えはどう考えたらいいのか
- 実際の僕の答え方
の3点についてお話していきます。
ぜひ最後までお読みいただき、少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。
「既卒になった理由」ってどう答える?
人事が知りたいこととは?
まずは、面接でなぜ「既卒になった理由」が聞かれるのかを考えていきます。
僕は既卒になった当時、
「既卒って珍しいだろうし、気になったりするのかな」
程度にしか思っていない質問でした。
ただある面接で、優しい人事の方が
「この質問はあなたがちゃんと過去を振り返って、分析ができているか知りたいから聞いているんだよ」
と教えてくれました。
そのためこの質問で人事が知りたがっているのは、
- ちゃんと自己分析ができているか
- 失敗を振り返り、改善しようとできる人なのか
だと言えるでしょう。
珍しいから気になるとか、馬鹿にしているとか、そういったものではないそうです。
社会人になると多くの失敗を経験し、それが2度と起きないように改善していく必要が出てきます。
「既卒」を失敗だととらえるのであれば、そこから何かを学び改善しなければいけません。
実際にあなたはそれができる人なのか。
こういうところをこの質問から人事は感じ取っているのでしょう。
「既卒になった理由」をどう考えるか
先述したように、この質問で知りたいことは「自己分析」と「改善」です。
そのため、
「なぜ既卒になって、今はどうしているのか」
までこたえられるのが最適だと言えるでしょう。
少なくとも、既卒になってしまったという「反省の色」みたいなものは見せられた方がいいかもしれません。
新卒就活はなぜうまくいかなかったのか。
その経験を踏まえ、既卒就活にどう向き合い、取り組んでいるのか。
こういった流れで答えられたらいいのかなと思います。
就活に明確な正解はないので一概には言えませんが、僕はこの流れに沿って考えてうまくいったのでお勧めです。
失敗した理由は「他責」にはしないようにしましょう。
例えば僕は2021卒の学生だったのですが、この年はコロナウイルスが始まった時期とぶつかりました。
説明会から面接まで急にオンラインになり、会社に一度も出向くことなく内定となった友人もいます。
マスクは必須になりましたし、自分の体調面には例年以上に気を付けなければいけなくなった年でした。
コロナで多くの会社が倒産し、新卒を採らないという会社も多く出ていました。
そのため、僕が新卒に失敗したのは
「新卒就活時の情勢とか運とかが悪かったせいだ!」
と言ってしまうのは簡単なことかもしれません。
ただ、21卒は結局9割以上の内定率にはなったので、失敗したのは他でもない自分のせいでした。
自分がどこかしらで手を抜き、どこかで諦め、どこか周りよりも頑張らなかったから失敗したんです。
「就職氷河期」の人達と比べれば、結果的には21卒の僕らのほうが簡単な就活だったはずです。
恐らくこれから就活を迎える方々の時も、結果的には9割ほどの内定率にはなるでしょう。
そのため、「他責」にしてしまうと、
- 結局この子は何も考えていないのではないか
- 失敗から何かを学んだり改善しようとする子ではないのではないか
- 失敗を人のせいにしてしまう子なのではないか
などと思われかねません。
心の中では他責で考えてもいいとは思いますが、就活中だけはできるだけ自責で答えるようにしましょう。
既卒時代の僕の答え方
最後に、僕が実際に既卒時代に答えていたものを共有しようと思います。
すごく拙いものではあるので、参考程度にお読みいただけたらと思います。
僕はこの質問をされたとき、
「新卒の時は大手企業ばかりに応募し、かなり限定的な就活をしてしまっていました。
選考の準備も怠ったまま面接に臨んでしまったこともあったため、内定を頂けずに大学を卒業してしまったと考えています。
今は企業の幅を広げて応募をし、できる限りの選考の準備をしてから面接に臨むようにしています。」
というような感じで回答していました。
たまにつつかれることはありました。
ただ多くの場合は
「大手ばかりだと確かに厳しかったと思います。
でもそれをしっかり分析できて改善できていることは素晴らしいことなのではないでしょうか」
というような前向きな言葉を頂けていました。
これで好反応を貰えるくらいなので、そこまで気張った回答を準備する必要はないと思います。
失敗はどれだけ取り繕っても「失敗」です。
そのため、それを素直に受け止め成功につなげられるようにすることが大事だと思います。
その姿勢を見せることが、この質問においては重要なことなのでしょう。
まとめ
今回は、「既卒になった理由」という質問に関してのお話でした。
いかがでしたでしょうか?
既卒になってしまったことは、どんなに悔やんでも仕方のないことです。
そこから逃げることなく、再度就活に向かえるというのは本当にすごいことだと思います。
僕は就活に向かうことなく、2年以上も遊びまくっていました。
こんな僕でも今は社会人として働いているので、あなたもきっとうまくいきます。
新卒時を何とか振り返り、その悔しさなどを糧に既卒就活を頑張ってください。
あなたの就活がいい形で終われるよう、心から願っています。
今回は以上です。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
またほかの記事もお読みいただけたら幸いです。
一緒に就活を頑張っていきましょう!!